文章が浮かんでこない。
例えば、つい最近まで人物の名前なんてすぐに浮かび上がってきたものだが、最近はさっぱり思いつかない。
文字に向き合って書くことが少なくなったからだろうか。
文章を書きたいから、書く。ってことをあまりすることがなくなった。
こうやって、真夜中にふと書きたい気持ちに駆られ、殴り書きをするだけだ。
そりゃあ、文字は書く。
だがそれは書きたいからというよりも、書かなければならないから書く。というものばかりだ。
自分の文章を書くためにはきっと追い詰められなければならないのだと思う。
そして、今の私のように体力がない状態ではその状況に追い込む以前の問題なのだろう。
ある人とこんな話をしたことがある。
「最近、めっきり昔の友達と連絡を取らなくなってしまいました」
「大人になるってのはそういうことだよ」
もし大人になるということが、いままでと疎遠になることだとしても、
私は書きたい文字と疎遠にはなりたくはないものだ。