真っ暗のような。

何をしていいのか。何をしたいのか。
まったくと言っていいほど、見えなくなってしまった。
このままのんびりと過ごして居て、いいのかな。


決まらないってことがこんなに怖いことだとは思わなかった。
……怖いって感情だよな。これは。
嫌な感じ。不安で、居場所が無いような落ち着かない感じ。


あの人の側にいたい。心底、そう思う。
「これで未来のレールが固定されるわけじゃない」なんて、過ぎてみないと分からない。
安易に「適当にこれでいいや」なんて、決められるような決断じゃないだろうし。
分からないこと、決まらないこと。潰されてしまいそう。
あの人が居れば、どんなに心強いだろうか。