魔力ってんだろうか。
あの人を見ると笑っちゃうんだよねぇ。
零れるって言うか、思わずって言うか。
このまま終わって良いのかなぁ。
・・・んー、もうしないと思ってたんだけれど、
この前、また告白もどきをしたんよなぁ。
今度は目を見てさ。どもらなかったのはびっくりさ。
「だから、言っただろう?」
「好きな人が居るうちは好きになることは無いって」
「まだ好きなんだ」
だったかなぁ。あんまり覚えちゃ居ないけど。
お答えが「まだ好きなの?」ってのには予想通りと言うかなんというか。
まぁ、どうもあの人も私がずっと好きだって事には気付いていたみたいですがね。
何と言うか、「まだ好きなはず無いだろ」的思考で考えてたんだと思います。
この数ヶ月はあの人の八つ当たりが酷かったしなぁ。
しかし「もう三年だね」「そうだね、三年だね」とか、片思いの人が話す会話ではないですね。
実際、三年ですよ。告白したのはもう二年前ですから。
好きなままで居られるのって、お互いどんなだろ。私は辛かったなぁ。
今回の会話でこの一言が一番、心に楔を打ってきたって言葉。
「私を好きな貴方と友達で居たいの」
案外、私の考えていることは間違っちゃ居なかったみたいです。
そりゃそうでしょうよ、自分を許してくれる人が傍に居るのは心強いだろうさ。
「私、悪い人だね」
−)=3 ふぅ・・・
あー、なんか小説書けそうだ。
あの人との関わりが人生にわたって続けば良いなとは思います。
ただ、そこまで関わりになれるほど、人生は甘くないって思いもします。
関わりになれたとしてそれからどうする、それ以外はどうするでしょうから。
結局、私に出来るのは「お幸せに」って送り出すことだけです。
笑顔で出来れば良いなってそう、心から思います。