今から落差が恐ろしい。

もう落ちてるけど、これからが恐ろしい。
だから、幸せに触れたくなかったんだ。
今日、昨日以上の日が訪れるなんてことはあるのかな?


昨日の夜のことが、
「あの人に取っちゃ、何のことも無いような日だった」なんてことだったら、
恋以前に男性として見られないってことか。


色々あって、一晩あの人と居ることになってしまいました。
もちろん他の人も居たし、別に変なことをするような気にはならなかったけど、すごく幸せだった。
安らぎかー・・・考えちゃいけないよな。


私もあの人も別に自然に居られたと思う。
他の人から見れば、やっぱり変な状況だと思うけどね。
思い返すことは色々あるけど、心にとどめておくことにする。


人が横で寝てるって暖かいんだな、依存してしまいそうで怖い。
やっぱり人を好きになると弱くなるよ。
もっともっと、ってなると無くなったとき、耐えられないと思う。


私にとって、この夜は人生でも忘れられない、忘れちゃいけないと思う。
横で寝ているってだけで安らげる人が居るってことを知っただけでも、私の恋は変わったと思う。
今、私が関わっている人の中で横で寝ていても安心できる人はあの人しか居ない。


でも、思い返せば、あの人の横に居て安らいでいたけど、反面、終始怯えてたと思う。
下手な行動をとって、あの人を失望させないかどうか。
だから、髪を触るときだって拒否されないか恐ろしかった。
それ以外の抱き締めたいなーとかキスしたいなーとかはありきたりすぎて、
自重するまでも無かったけどね、失望させられたくはないから。


あの人はどうなんだろう。
判ってることは、眠いと無防備になるってことだけだ。
だから、誰でも横に居ればいいんだろうか。
・・・あー、わかんねーよー。
ここで「私だから」って思えるようになれたら、楽なんだろうけどさ。


ただ1つ、確信したのはあの人が求めないかぎり、無駄だと言うこと。
特別になれるかどうかは判らないし、この夜が特別なのかを考えても無駄なように、
あの人からじゃないと誰もあの人には近づけない。


だから、あの人に求められたら、私は拒否できない。
こんな私には他の人を想うなんて、してはいけないんだと思う。
諦めるよ、確実に種だったけど、私はあの人に恋をしてる。


猫に魅入られたら、従属するしかない。
どんなでも私は猫であるあの人が好きさ。
ときどきどうしようもなく、憎ったらしくなるけど。