頷きは雲のように。 囁きは地の底へ。 何も届かない。何も感じない。 安らぎが霧の彼方へ。 気だるさは重石のように。 何も残らない。不明確な思い。 笑い声が好きで、 あの瞳が好きで、 彼も、彼女も、彼も、 みんな好きなのに。 影が広がっていく。
夏が終わる、それだけなのになんとなく悲しいような気がする。 不思議なものだ、とつくづく思う。 あの暑い時間は決して心地いいものじゃなかったんだけど。 夏が終わっても相変わらず、停滞してるって感じだ。 好きな人だけじゃなく、全体的に。 何もしなけ…
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